top of page

Our Philosophy.

皆さまに本物の笑顔をもたらす。

健康でトラブルのない日常を提供し、人生に彩りを添える存在になる。

それが私たちの想いです。

そのためには、どんな困難な問題にも向き合います。

日本は超高齢社会へ突入しました。その一方で「人生100年時代」の到来も間近に迫ってきています。

 

健康寿命の重要性が盛んに説かれているこの時代、医療の目標は、生活の質をいかに上げていくかに主眼が置かれており、“生活の医学”である歯科が大きく貢献できる分野です。

従来の歯科医療は、むし歯治療に代表される“削って・詰める”といった歯の形態回復が中心でした。

しかし、現在では従来の治療目標を発展させ、「食べる、話す、呼吸をする」といった本質的な口腔機能の回復・維持が注目されています。

このような最新の治療を受ける場が歯科医院であることは勿論ですが、80歳を過ぎたあたりで、この重要な場に通院することが少しずつ難しくなってくることはご存知でしょうか?

ご高齢になられた方が病気と付き合いながら生活をする上で、在宅で医療・介護サービスを利用されている方々の内、むし歯や歯周病治療を含めた口腔機能の回復・維持治療を受けられていない方の割合は、97.6%とされています。(厚労省の報告より)

「咬む、飲み込む」という機能は、生命維持に必要な栄養摂取という重要な機能であるため、そう簡単には低下しません。

「歯が少し欠けた、銀歯がはずれた」などのちょっとした歯のトラブルは、生活に困る程食べられなくなるまでの長い過程で、好きな食べ物や、食べる楽しみを少しずつ奪いながら進行していきます。

長期化するがゆえに、「咬む、飲み込む」に関する問題がかなり複雑化しているのが在宅歯科医療の独特の問題と言えるでしょう。

 

地域医療をより良くする上で、当院では、日々目の当たりにするこの問題が最も重要な解決課題であると考えました。

 

開業以来約10年に渡り、「食事は日常的にできる最大の娯楽」を理念に掲げ、医科歯科連携をはじめ多職種との連携をベースに高次元の歯科医療を整備してきました。

同時に、予防歯科を診療の基軸におくことで口腔機能の温存・維持に努め、近年では、日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士を取得し、口から食べることや、飲み込むことに妥協しない診療体制を構築しています。

 

私たちは、細分化されて高度に進化した医療を統合し、在宅で口腔機能の回復・維持治療を受けられる仕組みを社会に浸透させ、皆様の人生に希望や彩りを与えられる存在でありたいと思っています。

bottom of page